突然ですが、英語学習が上手くいく人ってどんな人か考えてみたことはありますか?
英語を学ぶ目的が明確な人、基礎を大事にできる人、間違うことを恐れない人、英語学習を楽しめる人・・・
いろんな答えがありますね。
なかでも、わたしが真っ先に思い浮かべたのが「継続できる人」でした。
どんなことにも言えることですが、やっぱり「続けられる人」というのは目標を達成できる可能性が高いですよね。
でも、人間はどうしたってラクな方に流される生き物。毎日机に向かってカリカリ問題集を解いていると、ときには「今日はちょっと休養しよっかな…」なんて日もあるでしょう。
・・・でも!夢中になっちゃうくらい楽しいことならば、続けることってそんなに難しくないですよね?
例えば、マンガや小説の続きが気になってつい夜更かししてしまった…なんて経験、みなさんもあるのではないでしょうか?
今回はそんな「楽しくて続けるのが苦にならない」、にもかかわらず「効果バツグン」のおすすめリスンング力アップ法を紹介します。
YouTubeに合わせて歌ってたらいつのまにか発音が上達した
わたしは、米国の歌姫 Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の大ファンです。
誰だっけ?という方も、「We Are Never Ever Getting Back Together」は聴いたことがあるのではないでしょうか。
テラスハウスの主題歌にもなったテイラーの代表曲のひとつです。
この曲も含め、彼女の曲ってほんとにハズレがないんですよ。大げさでなく全曲おすすめできます。
わたしはMステでテイラーのパフォーマンスを観て一気に心を掴まれ、彼女の音楽をかたっぱしから聴くようになりました。
で、最初は聴くだけだったのですが、徐々に歌詞をみながら一緒に歌うようになったんですね。
・・・が!
聴いているときは簡単に歌えそうだと思ったのに、実際にやってみるとこれがすんごく難しい。
頭ではわかっているのに、口が回ってくれない。誰かに聞かれでもしたら速攻で穴を掘って入るくらいのお粗末な歌(のようなもの)になってしまうのです。
でも、好きな曲だからなんとか歌えるようになりたいじゃないですか。
テイラーと一緒に歌えるようになりたいじゃないですか。
ということで、何度も何度もYouTubeをリピートしてはテイラーさんの美貌を眺めながら歌練に励んでいたのです。
すると、ある日ふと気づきました。
「もしかして、発音上手くなってる??」
と。
それもそのはず。
英語の曲を歌うということは、曲のリズムに合わせて単語を発音しなければなりません。
例えばPerfumeに「レーザービーム」という曲がありますが、
この曲のサビの「ストレイト」はしっかり5音節です。これに対し、英語では「straight」は、たった1音節です。
なので、洋楽でstraightという単語が出てきたときに、
カタカナ英語で「ストレイト」と歌っていたら、完全に乗り遅れちゃうというわけですね。
だから、英語の曲を歌うことで、強制的にカタカナ英語から脱却させられるのです。
(※その前に、発音の基礎を軽く学んでいました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。)
好きな曲を歌って楽しみながら、いつのまにか英語らしい英語の発音が身についている。
偶然にも、そんな体験をしたのでした。
発音できる音は聞き取れる
そして、言語にはこんな法則があります。
・発音できる音は聞き取れる
・発音できない音は聞き取れない
つまり、発音できる音が増えるほど、聞き取れる音も増えていく、ということですね。
実際、テイラーの歌を覚えれば覚えるほど、英語が聞き取りやすくなっているのを感じていました。
最初は何言っているのかわからなかった曲が、歌詞を見て理解しながら聴いたり歌ったりすると余計に良い曲に思えて、さらに繰り返し聴く&歌う・・・という好循環を生み出すんですよね。
もちろんちゃんとリスニング教材も使って勉強していましたが、どーーーしても気が向かない…というときは洋楽を聴いてました。
発音強化はリスニングだけでなくスピーキングにも役立ちますし、YouTubeで好きな音楽を聴いて歌うだけでいいなんて最高じゃないですか?
カラオケで歌えるようになるまで歌いこめば、相当実力が付いているはずですよ。
洋楽選びの注意点
YouTube×洋楽で発音&リスニング力を強化するときに気を付けたいのが、
「お手本になる発音をしている歌手を選ぶ」
ということです。
アメリカ英語とかイギリス英語とか、そんなにこだわる必要はないのですが
「こんな発音ができるようになりたいな!」と思える歌手を選ぶようにしましょう。
基本的に、歌手の発音の真似をしていくことになるので。
また、例えばラッパーみたいな人を選んでしまうと難易度が極端に高くなるので注意が必要です。「頑張れば真似できそう」と思える人にしておきましょう。
テイラーはとっても聞き取りやすくていわゆる「綺麗」な発音をするので、そういった意味でも是非おすすめなのです。ちなみに最初にトライするなら「You Belong With Me」あたりが良いと思います。名曲ですし、歌いやすいし、英語のリズム感を感じられる曲なので発音練習にはうってつけです♪
他には、カナダの歌手Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)の曲も真似しやすいのでよく練習してました。「Complicated」と「Innocense」が歌いやすくてかつ良い曲で特におすすめなので、ぜひ聴いてみてくださいね。
まとめ
今回は、YouTubeと洋楽で楽しみながらリスニング力をアップさせる方法についてお話しました。
まずは好きな洋楽を見つけるために、いろんな歌手の曲を聴いてみてください。
お気に入りの歌手を見つけられたらこっちのもんです!
歌いまくってストレス解消&カロリー消費しつつ、英語力を高めていきましょう^^