リスニング

TOEICリスニングスコアを1年で100点上げた教材&勉強法

今回のテーマは「リスニングの勉強法」です。

大学入学当初に初めて受けたTOEICの結果が「リーディング440点に対してリスニング315点」ということからも明らかなように、わたしはリスニングが苦手でした。

ですが、これから紹介する勉強を行ったことで、1年後に受けた2回目のTOEICではリスニング430点まで上がりました。

2回目の受験で100点以上スコアアップと、予想していた以上の結果が出たのです。

とてもシンプルな勉強ですので、ぜひお試しいただけたら嬉しいです。

使った参考書は1冊だけ

わたしのリスニング力を初級から中上級レベルへと一気に押し上げてくれた参考書は、Z会の「速読速聴・英単語 Core1900」(わたしが使用したのはVer. 3)です。

”一石五鳥”(速読、速聴、単語、熟語、時事知識が同時に身に付く)がキャッチフレーズのユニークな本。

ざっくりと概要をお伝えすると、本書はPart1の「News Articles(英文ニュース記事)」Part2の「Short passages(短い会話文など)」の2パートで構成されています。

Part1が全体のページ数の4分の3を占めていて、わたしはほとんどこのPart1しか活用していません。

そして何と言っても、わたしが思うCoreの一番素晴らしいところは、速度の異なる2枚のCD(「fast speed」と「slow speed」)が付属していることです。

次に、このCDを使った具体的な勉強法をご紹介しますね。

Fast speedはナチュラルスピードの英語

この本を購入して最初に「fast speed」のCDを聴いてみたときの衝撃は今でも忘れません。

あれは大学1年の冬、駅のホームで電車を待ちながら、iPodに入れたCD音声を流し始めたときでした。

耳に勢いよく流れ込んでくる怒涛の英語・・・

「何言ってるか全然わからん。これ早すぎでしょ!てかこんなの聞き取れる人いるの??」

とぼう然としました。

でも、本書のはしがきに「付録のCDは生の速さ(=natural speed)で吹き込んだもの」と書いてあるではありませんか。

「これが”普通”の速さなのか…」と軽くショックを受けつつも、「これを聞き取れるようになれば相当リスニング力が上がったってことだよね!じゃあ聞き取れるようになってみせよう」と気合を入れ直したのでした。

Fast speedの速さに慣れることが大切

次の日から、わたしは毎日の通学時間にfast speedのCDを聴くことにしました。

何を言っているのか全然わからないので、とりあえず1つ目のニュース記事(”Global warming will damage economy”)だけを何度も繰り返し聴きます。

全体で120wordsの短い記事なので、1日に100回くらい聴いたでしょうか。

そうすると不思議なことに、少しずつ単語が聞き取れるようになってくるんですよ。

人間の耳(脳)ってよく出来てて、繰り返してるとほんとにすこーーーしずつですけど慣れてくるものです。

で、聞こえてきた単語をヒントに「大体こんなことを言っているんだろうな」というのを想像してみます。

そして、「もうこれ以上は聞き取れないな」という段階になったら本を開き、読まれていた英文を確認します。

「あぁ、ここはこんな単語だったのか~!」とスッキリする、この感覚を楽しめたらリスニング学習は成功したようなものです。

それで、聞き取れない「謎の単語」の正体を確認した後は、以下のプロセスに進みます。

①知っている単語だった場合

「聞き取れなかったけど、確認したら知っている単語だった」という場合ですね。

この場合すべきことは、「英文(スクリプト)を見ながらCDを聴き、”音”と”文字”を一致させること」です。

「おお、確かにそう言ってるな」と思えることもあれば、「何度聞いてもそうは聞こえないんだけど…」ということもあるでしょう。

後者の場合はモヤモヤするかもしれませんが、それはそれでOKです。文章中では必ずしも発音記号どおりには発音されていませんし、国のなまりや個人のクセも多少あるので、「そうは聞こえない」ということが起きるのは当然だからです。

そういった「モヤモヤ」の感覚も、英語の音に慣れることであまり気にならなくなってきます。なので、最初のうちはとにかく「音」と「文字」を一致させることに全力を注ぎましょう。

②知らない単語だった場合

この場合は、聞き取れなくて当たり前ですね。Core1900では、1つの英文記事について「スクリプト」「和訳」のほか「英文中に出てきた単語」(これに加えて「語句・構文の説明」「英文テーマの解説」「キーとなる表現の解説」等も!)が掲載されていますので、こちらをチェックしましょう。

知らなかった単語も、意味を確認してから再度CDで繰り返し聴いていると自然に覚えていくものです。

単語のスペルを眺めていてもなかなか頭に入ってくれませんが、CDを聴きながら自然と身に付けるという方法をとれば覚えやすいうえ、リスニング力も同時に鍛えられますからかなりおススメです。

Slow speedは音読用

リスニング力を鍛える目的だけであれば、以上の方法だけでOKです。

つまり使用するのは「fast speed」のCDのみ。

じゃあ「slow speed」のCDはいらないの?となりますが、こちらは音読をする際に使えます。

というのは、fast speedに合わせて音読しようとするとわかるのですが、やっぱり速くてついていけないんですよ。聞き取るのもやっとなのに、合わせてしゃべるなんて至難の業なのです。

そうは言っても、音読はリスニングをはじめとした総合的な英語力のアップには非常に効果的な勉強法。

そこでslow speedのCDが役に立つわけですね。

音読についてはまた別の機会にお話ししたいと思いますが、これもかなり効果がありますよ。

slow speedでも最初のうちは途中でつっかかってしまったりして上手くいかないかもしれませんが、「できる・できない」ではなく「やる・やらない」が大事なので、いつかできるようになることを信じて続けたいですね(これは自戒の念を込めて言ってみました。。)。

まとめ

今回は、わたしが短期間でリスニングスコアを100点以上アップさせた勉強法をご紹介しました。

Core1900以外にはTOEIC対策用テキスト数冊しか使ってませんので、この本にはかなりお世話になったことになります。

まずは最初の英文記事1本をマスターすることから始めてみませんか?

リスニング力に自信のない方ほど、その効果の大きさに驚くはずですよ。